二人の映画に乾杯を

タイトルはMy Hair is Badの「悪い癖」から。

@00_xx

つまらない、眩しすぎる画面を見た。

SNSなんて一番つまらないと思うのに、やめられないのは、こわいからだと思った。

ひとしきりつまらない画面をチェックして、1度目の就寝。目を瞑ると君がいる。

瞼の裏の暗闇にいる君は、つまらない光と同じくらい眩しい笑顔で、私のことを苦しめた。

次はいつ会えるだろうか。

目を瞑ると君がいるから寝られなくて目を開けたら、現実の暗闇が押し寄せて、急に虚無感に襲われた。

君のせいで目が覚めてしまったので、とりあえず自分のつまらない気持ちを呟いてみる。

           “@00_xx  次はいつ会えるだろうか。”

瞼の裏の暗闇とは裏腹にピカピカする光を見つめて、2度目の就寝。

明日なんて早く終わればいい。いや、もう0時回ったから今日か。 

今日と明日なんて、早く終わってしまえばいい。

現実の暗闇に自分の気持ちを溶かしてまた目を瞑る。

         “@00_xx 早く、君に会えたらいい。”

私は、退屈な毎日に恋をしている。